自己点検・評価

鳥取看護大学では、「地域に貢献する人材育成」という建学の精神にもとづき、定められた教育方針・ポリシーの実現に向けて、教育研究活動の状況について、自らの責任で点検・評価を行い、その結果を基にした自己改善により、恒常的かつ継続的に教育の質保証に努めています。
また、教育・研究・学生支援などの取組みおよび体制について、中期計画に基づき、自己点検・評価を行い、その結果を基にした自己改善により大学全体の質保証に努めています。

鳥取看護大学の自己点検・評価活動

本学の自己点検・評価活動は、令和2（2020）年に受審した公益財団法人大学基準協会による大学評価（認証評価）の観点から、大学の使命が堅実に履行されるよう、さらなる内部質保証システムの確立に努めています。
令和3（2021）年度には、法人全体の内部質保証システムが刷新され、それに伴う規定の見直しを行いました。
令和5（2023）年度には、自己点検・評価運営委員会組織の一部を改変し、本学における内部質保証システムの改正を継続して行っています。

自己点検・評価の組織体制

本学では、学長を委員長とする自己点検・評価運営委員会を中心とした組織体制で自己点検・評価活動に取り組んでいます。各委員会の活動実績報告書に基づき、重点的に取り組むべき課題を抽出し、改善・向上に向けた方針を策定し、各委員会へフィードバックを継続して行っています。
さらに、法人部門の自己点検・評価担う学校法人藤田学院経営戦略検討委員会や、併設校である鳥取短期大学の自己点検・評価運営委員会と連携・情報共有を行っています。

大学評価（認証評価）

本学は、公益財団法人大学基準協会による令和2（2020）年度大学評価（認証評価）の結果、「適合」と認定されました。認定期間は令和10（2028）年3月31日までとなります。

大学評価（認証評価）結果

■鳥取看護大学に対する大学評価（認証評価）結果 [pdf:1MB]

IR活動

本学では、鳥取看護大学自己点検・評価規程第3条第3項に基づき、IR(インスティテューショナル・リサーチ)部会を設置し、下記の活動に取り組んでいます。
(1)教育・研究に関する学内外の諸情報の収集・分析
(2)学生の学修動向、教育の成果等に関する評価方法の研究・開発
(3)情報の提供による大学運営に関する政策形成の支援
(4)その他、本学の教育・研究活動のIR業務に関する事項
分析された結果は自己点検・評価運営委員会に報告・共有され、各担当部署の改善、向上に役立てられています。

これまで実施した分析

1.入試結果と学業成績についての分析

入学時の成績と入学後の学業成績について分析を行っています。
分析結果は入学前教育や、入学後のフォローアップ、適正な入学試験の実施に向けて活用しています。

2.休学、退学、留年についての分析

休学、退学、留年となった学生について分析を行っています。
分析結果は、フォローアップ体制の充実に向けて活用しています。

3.国家試験と模試成績についての分析

国家試験の成績と在学中の模試成績について分析を行っています。
分析結果は、国家試験の全員合格に向けた体制の充実に向けて活用しています。

アンケート調査

本学では、学生、卒業生および就職先施設等に協力いただき、各種アンケートを実施しています。
アンケート結果は、授業や学生支援、就職支援などに活用しています。