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卒業生からのメッセージ

    あのころ、ここで。描いていた未来は現在進行形に。

    卒業生たちの足跡と今。

    病気を事前に防ぎたい。地域密着の学びを糧に、町民の健康を守る保健師に。
    智頭町保健センターに勤務し、健康診断や予防接種などに関わっています。
    小さな町なので、住民同士のつながりを受診率や健康教室参加者の増加に活かしたい。
    そうした考え方ができるのは、地域に密着して学べる鳥取看護大学のおかげです。
    まだ未熟ですが、智頭町民の健康のために企画を一から立ち上げられる力をつけたいと思います。
    2022年卒 Kさん/智頭町保健センター福祉課 保健師
    これから学ぶ人へ社会人初級者から言えること
    私はいま、総合病院の急性期病棟に勤務しています。
    刻々と容態が変化する患者さん、種々の専門機器、毎日、気持ちを引き締め直す思いです。
    報告・連絡・相談の大切さや患者さんの表情やしぐさから察する接し方など鳥取看護大学での学びが現場で生きています。
    まだまだ未熟ですが、あのころ夢見た仕事がいまできている、その喜びでいっぱいです。
    2020年卒 Sさん/鳥取大学医学部附属病院 看護師
    現場でつながる一つひとつの教え、寄り添う看護を実践しています
    看護師になって3年。いま整形外科と脳神経内科の病棟に勤務しています。
    患者さんの情報は電子カルテで見られますが、足を運んで声をかけ、カルテではわからない部分を確認することを大切にしています。
    退院支援の際、常に意識するのは患者さんの背景、必要な支援の判断と多職種連携など。
    1年生からの学びが現場で1つにつながり、退院後のより良い暮らしに貢献できていると感じます。
    鳥取看護大学で、看護師になって良かった。
    やりがいを感じる日々を送っています。
    2019年卒 Mさん/鳥取赤十字病院 看護師
    卒業生に聞いてみた。
    地域密着の学びが生きる
    学部長:鳥取看護大学は「まちの保健室」など地域に根ざした教育を実践しています。いまの仕事で生きている場面はありますか?
    Hさん:いま琴浦町の保健師として、成人保健指導で町内の方を訪問しています。その際に、その方の病気や検査値だけでなく、そこに至る生活や家族などの背景を自然と考えてしまう。それは、4年間学んだおかげだと思います。
    Tさん:鳥取県立中央病院の救命救急センターで働いています。1年次の公民館実習は当時、なぜ行くのかわからなかった。でも、あのとき地域で暮らす方たちを見たから、いま救命救急センターにいても、入院前の暮らし、退院後の生活をイメージできるんです。
    学部長:そういう看護師になってくれてうれしい。退院後の暮らしを考えられる看護師になるようカリキュラムを組んで、ずっと学生に刷り込んでるの。
    Nさん:看護は個別性への配慮が大切と学びましたが、私は「まちの保健室」に参加し、地域の方々は年齢も趣味やライフスタイルもさまざまと知って、初めて個別性を考えるようになりました。1年次でその体験をして、4年間の実習で役立ったと思います。
    鳥取看護大学で良かったことは?
    Hさん:在学中さまざまな実習にいかせていただいて、病院と行政、訪問看護など多方面と連携を取っているのを見られたのは良かったし、対象者が地域でどういう生活をしているかという視点はこの大学で学んだからこそと思います。
    Tさん:卒業生は県内就職がほとんどなので、いつでも会って相談したり励まし合ったりできます。同じ部署に鳥取看護大学の先輩がいてとても心強かった。大学が倉吉なので、すぐ帰れる場所があるという安心感もあります。
    先輩からアドバイス! !
    Nさん:私は3年次の実習の最中、本当に看護師になりたいのか、向いているのか悩みました。でも実習先の看護師さんがとても素敵で、私も実習を乗り越えられた経験が自信となり、改めて魅力的な仕事だと感じています。同じように悩む人もいると思いますが、がんばって乗り越えてほしいです。
    Tさん:僕は在学中、もっと先生方の研究室に行けば良かった。先生を教材として使うくらいの気持ちで勉強も進路も相談したらいいと思う。
    Hさん:私も悩んだ時期があったけど、先生や仲間を頼って乗り越えました。あと、教科書は絶対に役立ちます。基本が載っているので、今でもよく読み返しています。
    学部長:いまがんばっている在学生のみんなに「いろんなしんどいことがあるけど、乗り越えたら絶対いいことがあるよ」という先輩からの意見がうれしかった。今日はありがとうございました。

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