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投稿日:2017.08.07

新着情報

第7期「まめんなかえ師範塾」を実施しました

平成29年7月17日(月)・19日(水)・23日(日)の3日間にわたり、第7期「まめんなかえ師範塾」を実施しました。

まめんなかえ師範塾」とは、県内各地域で健康づくりを行うリーダーやボランティアの裾野を広げ、資質の向上を図る取り組みです。

今回の第7期「まめんなかえ師範塾」は、1日目と3日目を今井ブックセンター本の学校(米子市)、2日目を鳥取看護大学(倉吉市)で行いました。県内西部にお住まいの方を中心に、5名のみなさんが参加されました。

1日目は、開講式に続いて近田学長の「これからの健康」をはじめ、4つの講義がありました。和気あいあいとした雰囲気の中、みなさん熱心に受講されました。

 

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2日目は、同時期に並行して行われている第6期生3名と合同での演習です。各種計測機器の扱い方を学ぶとともに、鳥取看護大学で実施されている拠点型「まちの保健室」を見学しました。さらに、この日の活動を通して考えた、「まちの保健室」が地域に果たす役割や期待について、自分たちに何ができるかという観点からのグループワーク、発表による意見の共有化を行いました。

グループワークでは、この日「まちの保健室」にボランティアとして参加していた「まめんなかえ師範塾」第1期生の方から、活動の意義や楽しさについてのお話をいただきました。活動の裾野が広がっている「まめんなかえ師範塾」、今後の修了生間の交流の可能性についても話題が広がりました。

 

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3日目は、午前中の2つの講義の後、参加者として教員が実施する「まちの保健室」を体験、続いて運営者として「まちの保健室」を体験しました。目標は「気軽に参加できるまちの保健室」です。

実習の後はグループワークを行いました。3日間の学習を通して、まず自分たちにできる小さなことから活動を始めましょう、と議論が盛り上がりました。

 

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最後に、閉講式が行われました。一人一人に修了証、「まめんなかえ師範」の看板、バッチが手渡され、充実した3日間が終了しました。

修了生のみなさんの笑顔が印象的な、あっという間の3日間でした。今後も、鳥取看護大学は修了生のみなさんの活動を支援していきます。これからもよろしくお願いします。

 

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●まめんなかえ師範塾

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平成29年度「まめんなかえ師範塾」の受講生を募集します ~健康づくりリーダーを養成!~

●まちの保健室

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「まちの保健室」で健康チェックしませんか?【2017年度開催スケジュール】

鳥取看護大学が育成する人材像の一つに「地域で働くことに喜びと誇りを持つ人材」を掲げています。将来、〝地元に貢献する人材であってほしい″という願いが込められています。そして本学は、「地域とともに歩む力」を中心概念に置きながら、「向き合う力」「寄り添う力」「論理的に看護実践する力」「連携協働する力」などの看護力をはぐくむ教育方針です。地域という広がりのあるキャンパスで、住民の皆様と関わりながら、地域力に出会うことを意図した取り組みを担っているのです。この度のCOC+事業の採択により、弾みをつけて多くの関係機関と協力して学生を育て、地元定着に臨みたいと思っています。何よりも学生の笑顔と前向きな姿に出会える日々を楽しみながら、「まちの保健室」を推進いたします。

学長 近田敬子

地方創生は「地域とともに歩む大学」を理念とする鳥取短期大学、また新たに創設した鳥取看護大学にとって、まさにミッションです。鳥取の若者をしっかりと心を込めて育む。彼らが、この地域の産業を、地域をより一層活気付ける。そのためには、さまざまな取り組みが必要です。従前より実施していたことに加え、文部科学省のCOC+事業の採択を機に、さらなるカリキュラムの充実、社会人基礎力の向上、インターンシップの推進、地元企業との連携強化等を図りました。いま鳥取の若者たちが躍動します。

理事長 山田修平